先日、スーパーでLINE Payカードを使って買い物したところ、レジで決済ができませんでした。LINE Pay残高が500円くらいで、そろそろチャージしなきゃ(オートチャージは設定していません)と思っていましたが、残高の範囲で間に合うくらいの買い物だったため、そのままレジに進みました。

LINE Pay残高はあるはずなのに残高不足で決済できない?
しかし、店員さんに「使えないカードです」と言われてしまいました。そこで、残高には「LINE Payボーナス」が含まれていたことを思い出しました。
「LINE Payボーナス」と「LINE Pay残高」がある
LINE Payで支払える残高には、「LINE Payボーナス」と「LINE Pay残高」があるのをご存知でしょうか。加えて「LINEポイント」もあり、用途によって使えるものと使えないものがあります。
「LINE Payボーナス」は、LINE Payカード、QUICPay+、LINEスマート投資(ワンコイン投資)、LINE ほけん、請求書支払い、Tappiness自販機、Coke ON Pay対応自販機では利用できません。また、出金することもできません。
今回、レジでLINE Payカードで支払おうとしましたが、LINE Payボーナスが含まれていたため、決済ができなかったのです。コード決済であれば、問題なく利用できました。
2019年8月から「LINE Payボーナス」に変更
LINE Payでは、前月の利用額によりバッジカラー(マイカラープログラム)が決まりますが、そのインセンティブとして付与される「LINEポイント」が、2019年8月からは「LINE Payボーナス」に変更になりました。
しかし、LINEアプリの「ウォレット」では、LINE Pay残高とLINE Payボーナスの合算値が表示されてしまいます。下記画像はクリック(タップ)で拡大表示します。
実際にはLINE Pay残高が456円、LINE Payボーナスが62円、合計518円分ある状態で、LINEアプリでは上記のような不親切な表示です。
送金画面まで進まないと「LINE Pay残高」と「LINE Payボーナス」が別々に表示されません。
「LINE Payボーナス」は付与終了へ
この現象についてLINE Pay運営側でも把握しており、現在も改善されていません。
LINE Payボーナスにつきまして、LINE Pay カードやQUICPay+でのお支払いにも利用したいとのご要望を多くいただいており、現在利用に向け準備を進めております。利用できるようになりましたら改めてお知らせいたしますので今しばらくお待ちください。
— LINE Pay公式アカウント (@linepay_jp) 2019年8月30日
2019年11月1日より、還元されるインセンティブは「LINEポイント」へ変更し、「LINE Payボーナス」の付与を終了することを発表しました。
これにより、今後は「残高があるのにLINE Payカードが使えない」といった現象はなくなります。なお、付与されている「LINE Payボーナス」は引き続き利用できます。